性と生殖の権利としての中絶の話しです。
世界中の女性たちが安全な中絶を求めて闘った歴史、そして今も世界各国で行われている闘いを豊富な資料とグラフィックで紹介します。
カナダの作家ロビン・スティーブンソンによる本書は、数々の賞を受賞しています。特に権威ある児童文学賞シーラAエゴフ児童文学賞(2020年)を受賞したことは、注目に値します。中絶の権利について考えることは、10代の頃から性教育として学ぶこと、ティーンが読める中絶本の必要性をこの本を通して実感させられるのです。
日本でもいよいよ承認が間近の中絶薬についても、最新情報が網羅されている貴重な内容です。
訳者は、中絶に関する研究の第一人者の塚原久美さん。日本の現実、状況の解説については「なんでないのプロジェクト」の福田和子さん。日本だけでなく、世界の今がわかる、中絶を考えるために必要な歴史と現実が見える人権、性教育の本です。
中絶がわかる本 MY BODY MY CHOICE
¥2,750価格